Minecraft【サーバー】PaperMCで作るプラグインサーバー。

2024-09-13

Mac、Windowsで動作確認。

高速で安全。拡張性にも優れたマインクラフト用ゲームサーバー。

大人の事情により自分でビルドしないと使えなかったBukkit/Spigotサーバーですが、PaperMCは公式のバニラサーバーと同じように、ダウンロードするだけで簡単に使えます。PaperMCに対応したプラグインも充実。また、Spigotベースで改良されているので、過去のプラグインもサポートされています。

 

◻︎PaperMCの特徴
・詳しい使い方が、WEBサイトで確認出来きる。
・Velocityなどプロキシとの連携もスムーズ。
・プログラムの更新が速い!
・専用プラグインも充実!

 

更新履歴
2024-8-8/記事内容を更新しました。

 

 

目次

1.導入手順
・外部Javaの確認。
・サーバーのダウンロード。

2.起動準備
・起動ファイルの作成。
・ライセンス契約。

3.設定と起動
・サーバー設定。
・サーバーの起動。
・サーバーコマンド。

4.プラグイン
・ダウンロードサイト。

5.サーバーに接続
・ローカルエリアネットワーク。
・ポート転送(開放)。
・その他の接続方法。

 

 

導入手順

外部Javaの確認。

PaperMC(改造サーバー)の導入時に「外部Java」が必要となります。プラグインのバージョンによって、必要な「外部Java」のバージョンも変わるので確認してください。Paper1.21では「Java21」があればOKです。

◻︎コマンドプロンプトやターミナルでバージョン確認。

java -version

Amazon Corretto/WEBサイト。※Corretto21がJava21となります。

 

よく分からない場合は、関連記事を参考に「外部Java」を導入してください。※バージョンが古いとインストール出来ない場合があります。

 

 

サーバーのダウンロード。

PaperMC/WEBサイト。

青い枠で囲まれた「Paper」を押し、Recommended(推奨)版をダウンロードします。※画像はGoogle翻訳。

 

起動準備

テキストエディタにコマンドを入力し「起動ファイル」を作ります。ファイル名は「server」で保存。paper-(バージョン).jarと同じ場所に置きます。PaperMCのメモリーは500MB以上で動作します(6~10GB推奨)。搭載しているメモリーに合わせてサイズを調整してください。

※paperの(バージョン)はダウンロードした時期によって変わります。paper.jarに変更してもOKです。

起動ファイルの作成。

◎Windowsの場合。 拡張子を.batで保存。

@echo off
java -Xms2G -Xmx2G -jar paper-(バージョン).jar nogui
pause

◎Macの場合。 実行権を付与にチェックを入れ、拡張子を.commandで保存。

#!/bin/sh
cd "$(dirname "$0")"
java -Xms2G -Xmx2G -jar paper-(バージョン).jar nogui

 

ライセンス契約。

起動バッチ、またはスクリプトを開くと、初回時はサーバーが停止して、eula.txtが作成されます。eula.txtを開き、URLからMINECRAFT エンドユーザー ライセンス契約 (EULA)の内容を確認し「false」を「true」に変更します。※(バージョン)はダウンロードした時期によって変わります。

 

設定と起動

サーバーの設定。

同じフォルダに入っている「server.properties」をテキストエディタで開き、サーバーの設定をします。翻訳サイトを使うとわかりやすいです。※Windowsの場合はフォルダー...。伸ばします。2024-7現在、英語では翻訳されないのでドイツ語を選択してください。

Google翻訳/おなじみの翻訳サイト。

 

◻︎初回起動時に確認しておきたい項目。【true:使う false:使わない】

allow-nether=true ネザーを作るかどうか。
difficulty=easy ゲームの難易度。数字入力も可。=peaceful(0) =easy(1) =normal(2) =shard(3)
enable-command-block=false コマンドブロックを有効にするかどうか。
gamemode=survival ゲームモードの変更。数字入力も可。=survival(0) =creative(1) =adventure(2) =spectator(3)
generate-structures=true 構造体を作るかどうか。
level-name=world 読み込むワールド名。※変更可
level-type=minecraft\:normal ワールドの地形を変更。※詳細はwiki参照
max-players=20 サーバーに入れる最大人数。※Windowsは20人まで
max-world-size=29999984 ワールドサイズの半径を設定。※後からでも変更可。例)100の場合は、200×200ブロック。境界には通れないバリアが設置される。
pvp=true 他のプレイヤーに攻撃出来るかどうか。
server-port=25565 ポート番号の確認。※25565はJava版の初期値
spawn-animals=true 友好動物のスポーン。
spawn-monsters=true 敵対モンスターのスポーン。
spawn-npcs=true NPCのスポーン。
spawn-protection=16 スポーン地点の保護の大きさ。
white-list=false ホワイトリストを使うかどうか。

設定は後からでも変更出来ます。※エンドはサーバー側でオフに出来ます。

Minecraft Wiki/詳しい設定方法はこちら。

 

サーバー起動。

作成したバッチ、スクリプトをダブルクリックするとサーバーが起動。新しいファイルが追加されます。

 

◎bukkit.yml

エンドの設定が変更出来ます。【true:使う false:使わない】

allow-end: true エンドを作るかどうか。

◎logs

サーバーのエラーなどが確認出来ます。定期的に削除すれば良い。

◎plugins

追加したいプラグインを入れます。※プラグインは、信頼出来るサイトから入手してください。

◎world

名前を変更したり、別のワールドに差し替え出来ます。※名前を変更した場合は、server.propertiesの設定も変更。

 

サーバーコマンド。

コマンドプロンプトやターミナルに入力します。「/」は使いません。

◻︎OP権限

op プレイヤー名

◻︎サーバーの停止

stop

 

プラグイン

ダウンロードサイト。

Hangar/PaperMCが管理するプラグインサイト。

探しやすく、とても見やすい。数はまだ少ないですが、良質なプラグインが揃っています。※プラグインの組み合わせによっては、うまく動作しない場合があります。

 

サーバーに接続

Paperサーバーを起動。マルチプレイから「サーバーの追加」または「ダイレクト接続」に、 ホストサーバーのサーバーアドレス(IPアドレス)を入力。

※ホストサーバー/Paperサーバーを導入したパソコン。

ローカルエリアネットワーク。

自宅から接続する場合、サーバーアドレスにホストサーバーのIPアドレスを入力。ポート番号を変更している場合は、ポート番号も入力します。例)192.168.0.1:27555

プラグインの動作確認、家族や同居人と遊ぶ場合はローカル接続がおすすめです。

 

ポート転送(開放)。

外部から接続する場合、いくつか方法があります。ポート転送を使う場合は、関連記事を参考に導入してください。、 ※難しい設定や環境に悩むことなく、簡単にポート転送(開放)が出来るようになりました。

 

 

その他の接続方法。

◎Ownサーバー by Kumassy

パソコンアプリでサーバーを公開出来ます。マインクラフトのサーバーもチュートリアルに沿って簡単に作れます。

OwnServer/WEBサイトへ。