Minecraft【Java版/統合版】簡単!エレベーター。

Java版1.20.1、統合版はv1.20.0で動作確認。
フロアの増設や高さ調節も可能。コマンドで作るエレベーター。
簡単!エレベーター。
クリアとテレポートコマンド使ってエレベーターを作ります。指定したエリアで、プレイヤーがアイテムを持っているかどうかを検知します。アイテム数は高さを、アイテムの種類で上昇と下降を変更しています。※アイテムを使っているので、インベントリがいっぱいの時は動作できません。
◻︎装置の特徴
・ホッパー式のクロック回路。
・引数を使った縦の範囲検知。
完成動画と作り方。
※一部Java版と統合版のコマンドに違いがあるので気をつけてください。
作成準備
フラットワールド。
マインクラフトのバージョンも上がり、フラットワールドの作成が簡単になりました。 詳しくは、下記の関連記事を参考に作成してください。
- フラットワールドの作り方はこちら→ 新規フラットワールド作成。
チャットコマンド。
チャットに大量のコマンドログが流れ、装置作成の邪魔になるのでログを非表示にしておきます。 ※Java版では、新規ワールド作成時にも非表示に出来ます。
◻︎コマンドログの非表示 ※表示する場合 「false」を「true」に変更。
/gamerule commandBlockOutput false |
装置作成に必要なコマンドブロックを手に入れます。
◻︎コマンドブロックの入手
/give @s command_block |
コマンドブロックの設置
Java版と統合版では、コマンドやブロックの名称など違いがあります。装置の解説はJava版の名称で統一しています。
コマンドブロックは画像に合わせて配置。「ブロックの種類」「レッドストーン」を変更します。変更がある場合は、個別に解説していきます。
配置したコマンドブロックの状態/すべて無条件 ※()内は統合版の名称。
コマンドブロックの色 | ブロックの種類 | レッドストーン |
黄色 | インパルス (衝撃) |
動力が必要 (レッドストーンが必要) |
青色 | チェーン | 常時実行 (常にアクティブ) |
紫色 | リピート (反復) |
常時実行 (常にアクティブ) |
装置全体図
簡単!エレベーターの装置全体図。
装置は開始点座標(0 -60 0)を基準に、南が正面がになるよう設置にしています。座標を合わせてブロックを設置していくと、コマンドはコピー&ペーストで作れます。
開始点は座標(0 -60 0)。
❶エレベーター本体 ❷上り装置 ❸下り装置
◻︎南向きを確認するには
ストラクチャーブロックを設置して、境界線の青い線が伸びる方が南。※赤い線は東。
/give @s structure_block
上り装置
エレベーター上り。
プレイヤーが持っている岩盤ブロックを数えて、6ブロック上昇する装置を作ります。移動完了後に効果音を鳴らすため、音符ブロックも設置します。
「A」は座標(3 -60 9)。矢印はホッパーの向き。中にアイテムを1個入れる。④は条件付きに変更。「あ」の金ブロック上に音符ブロックを設置。
【引数A】 @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0]
「A」の座標を基準に、高さ10ブロックまでのプレイヤーを検知します。エレベーターの高さを変える場合「dy=10」の数字を増やしたり「y=-60」の座標を変更します。
【Java版】
①clear @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] bedrock 0 ②clear @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] bedrock 1 ③execute at @p run tp @p ~ ~1 ~ ④execute at @p run setblock ~ ~-0.5 ~ oak_slab ⑤execute at @p run setblock ~ ~-1.5 ~ air ⑥give @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] bedrock 6 |
【統合版】①②④以外はJava版と同じ。
①clear @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] bedrock 0 0 ②clear @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] bedrock 0 1 ④execute at @p run setblock ~ ~-0.5 ~ wooden_slab |
【上り装置】
①【引数A】にいるプレイヤーが岩盤ブロックを持っている時、信号を出す。
②【引数A】にいるプレイヤーから岩盤ブロックを1個減らす。
③プレイヤーを1ブロック上にテレポート。
④プレイヤーの0.5ブロック下にオークの(樫の)ハーフブロックを設置。
⑤プレイヤーの1.5ブロック下に空気ブロックを設置。
⑥【引数A】にいるプレイヤーに岩盤ブロックを6個与える。
下り装置
エレベーター下り。
プレイヤーが持っている岩盤ブロックを数えて、6ブロック下降する装置を作ります。移動完了後に効果音を鳴らすため、音符ブロックも設置します。
「B」は高さ6ブロック。④は条件付きに変更。「い」の金ブロック上に音符ブロックを設置。
【Java版】
①clear @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] barrier 0 ②clear @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] barrier 1 ③execute at @p run tp @p ~ ~-1 ~ ④execute at @p run setblock ~ ~-0.5 ~ oak_slab ⑤execute at @p run fill ~ ~1 ~ ~ ~2 ~ air ⑥give @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] barrier 6 |
【統合版】①②④以外はJava版と同じ。
①clear @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] barrier 0 0 ②clear @p[x=3,y=-60,z=9,dx=0,dy=10,dz=0] barrier 0 1 ④execute at @p run setblock ~ ~-0.5 ~ wooden_slab |
【下り装置】
①【引数A】にいるプレイヤーがバリアブロックを持っている時、信号を出す。
②【引数A】にいるプレイヤーからバリアブロックを1個減らす。
③プレイヤーを1ブロック下にテレポート。
④プレイヤーの0.5ブロック下にオークの(樫の)ハーフブロックを設置。
⑤プレイヤーの1〜2ブロック下に空気ブロックを設置。
⑥【引数A】にいるプレイヤーにバリアブロックを6個与える。
仕上げ
エレベーターにガラスブロック等で囲みを作り仕上げます。
◎注意点
移動中に指定した引数の範囲からずれると、うまく動作しません。マルチプレイの場合は、タグや名前等でターゲットセレクターを指定してください。
ワールドデータ
完成データのダウンロード。
【統合版】 v1.20.0
アプリで開くから、Minecraftを選びます。
ダウンロード/簡単!エレベーター.mcworld
【Java版】 1.20.1
zipを解凍して、フォルダを「saves」に入れて起動します。
ダウンロード/簡単!エレベーター.zip
※二次配布は禁止です。