Minecraft【Java版】軽量モッドOptifFineの導入手順。

2024-05-13

Java版(Mac・Windows)。

OptiFineの導入前に。

OptiFineとは?

OptiFineとは、マインクラフトのビデオ設定を細かく設定し、動作処理を最適化出来るMOD(モッド)です。ゲームの実行速度や見栄えを向上してくれます。

グラフィックスカードやパソコンの性能にもよりますが、設定次第では低スペックパソコンでもゲームプレイがスムーズになります。ズーム機能追加、テクスチャーのつなぎ目を綺麗にしたり、滑らかな照明の影や水の表現、シェーダーMOB(影MOD)もサポートしています。

OptiFineは単体でも導入できますが、複数のMODを同時に使いたい場合は、前提モッドのForge、またはneoForgeを先に導入しておきます。※Fabricでは使えません。

 

 

更新履歴
2024-5-13/記事内容を更新しました。
2023-4-23/バージョンアップしても導入方法は変わらないため、 バージョンナンバーを特定しないよう記事内容を変更しました。

 

 

目次

1.ダウンロード
・バージョンの選択。・Javaの確認。

2.インストール
・Forgeとセットで導入の場合。・OptiFine単体導入の場合。・ゲームディレクトリの作成。

3.ランチャーの起動と設定
・起動構成の新規作成。・導入の確認。

4.追加されるビデオ設定
・ビデオ設定の詳細。・低負荷に影響のある設定。(バニラ共通)

5.動作確認と比較
・OptifFineの場合。・Sodiumの場合。

 

 

 

ダウンロード 

バージョンの選択。

ダウンロードサイトには、最新版が表示されていますが。遊びたいMODに合わせて、OptiFineのバージョンを選択します。すべてのバージョンを表示、プレビューバージョンを押すと過去バージョンが表示されます。※Forgeとセット導入の場合、変更履歴からForgeの更新に合わせてバージョンを選択する方法もあります。

OptiFine ダウンロードサイト。

①ダウンロード、または(鏡)を押してダウンロードページに移動します。過去には低スペックパソコン用に「スタンダート」や「ライト」版もあったようですが、 現在ダウンロード出来るのは「HDウルトラ」版のみです。※(鏡)の方が広告が少なめ。
②「Download OptiFine_(バージョン番号).jar」を押す。
③ブラウザの左下に保存ボタンが出るので押す。※ブラウザよって保存方法が異なる場合があります。

広告が表示された場合、 5秒ほど待つとブラウザの右上に「SKIP AD」が出るので押す。 ※画面中央には過激な広告も出てきます。SKIP AD以外は押さない。

 

Javaの確認。

Javaが導入されていると、コーヒーカップのアイコンが表示されます。未導入の場合は、下記リンクからJavaを導入してください。※バージョンアップによりアイコンは変更される場合があります。

◻︎Javaの導入

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oracle 有料化など騒ぎになりましたが、個人使用は今のところ無料。

 

インストール

Forgeとセットで導入の場合。

Forge導入時に作成したのゲームディレクトリの中に「mods」フォルダを作り、ダウンロードした「OptiFine_(バージョン番号).jar」ファイルを移動します。※ゲームディレクトリは、マインクラフトランチャーの起動構成の編集から確認出来ます。

 

OptiFine単体導入の場合。

ダウンロードした「OptiFine_(バージョン番号).jar」を開きインストラーを起動します。

①Install(インストール)ボタンを押す。
②エラーが出た場合、OKを押してウィンドウを閉じ、OptiFineと同じバージョンのMinecraftを、一度起動してください。
③インストール完了のポップアップが出るので、OKボタンを押す。

 

ゲームディレクトリの作成。

デスクトップに 「Minecraft」フォルダを作り、その中に「OptiFine_(バージョン番号)」フォルダを作成。※ゲームディレクトリは、後からでも変更出来ます。

ゲームディレクトリは、バージョン毎に作っておくとデータの管理が簡単になります。 ※フォルダ名は日本語も対応。

 

ランチャーの起動と設定

起動構成の新規作成。

OptiFine単体導入の場合、新しく起動構成を作ります。※Forgeを導入している場合は、Forgeで 作成します。画面はMacものですが、設定方法はWindowも同じです。

①日本語にもOK。バージョン番号など入力しておくと分かりやすい。
②インストールしたOptiFine「release OptiFine_(バージョン番号)」を選択。
③参照ボタンから、ディスクトップに作成したゲームディレクトリを選択。
作成ボタンを押し、起動構成からゲームを起動します。

 

導入の確認。

Minecraftを起動して、Options...(オプション)→Video Settings...(ビデオ設定)を開きます。OptiFine(バージョン番号)が表示されていれば完了です。

 

追加されるビデオ設定

OptiFineを導入すると「バニラ」の時よりも詳細なビデオ設定ができるようになります。設定を変更するだけで、Minecraftの実行速度と見栄えを向上させます。「バニラ」にもある設定は、場所が移動しているものもあります。※バニラとは、MinecraftにMOD等を追加せずに、通常起動した状態のこと。OptiFineは、Forgeとセットや単体で導入しても追加される設定や効果は同じです。

 

ビデオ設定の詳細。

各設定の詳しい説明は、マウスを項目に合わせると、ポップアップに出てきます。基本は「処理優先」や「低負荷」のものを選択すると、フレームレート「FPS」が向上します。※フレームレート「FPS」とは、1秒間に使用するフレーム数(静止画の枚数)です。数値が大きいほど、スムーズにゲームがプレイ出来ます。

◻︎OptiFine_1.19.4

追加項目 効果
スムースライティングの影の調整 ブロックのテクスチャに影を付けるかどうか。
スムースライティングの程度: 影の明るさの調整。
動的な光源: 手持ちや落とした光源アイテムを光らせるかどうか。
シェーダーの詳細設定 影MODの設定。
細部の設定 主に環境系の詳細設定。多くの項目で低負荷に変更可能。
アニメーションの設定 各種ゲーム内アニメーションのオンオフ。
品質の設定 ワールド内のブロック等、見た目の質感。多くの項目で低負荷に変更可能。
パフォーマンスの設定 グラフィックスカードの描画やコンピュータの計算処理などの設定。
その他の設定 フルスクリーンの解像度やオートセーブ、ビデオ設定の初期化など。

※OptiFine_1.19.4_HD_U_I4では、細部の設定→霧の種類で「処理優先」が選択出来ません。

 

低負荷に影響のある設定。(バニラ共通)

グラフィックス: 不可のかかる表示を大きく減らす。
描画距離: 画面に表示するブロックの距離。
演算距離: エンティティが更新される最大距離。
エンティティの描画距離: エンティティが表示される距離を変更。
バイオームの重なり度合い: バイオーム間の色の変化。
エンティティの影: エンティティに影を付けるかどうか。
動的な視野角:(視野の変化) 弓や移動時に視野角を変更するかどうか。

 

動作確認と比較

低スペックPCで「Forge&OptifFine」と「fabric&Sodium」を導入し、ほぼ同じ設定で比較しました。プレイ中に「F3」を押して、デバッグ画面を表示しています。※スムースライティングやアニメーションはオフにせず、雰囲気を残しつつ低負荷設定にしました。

OptifFineの場合。

画面左上の2行目で、fpsが比較確認出来ます。61(OptiFine)/40(バニラ)fps。バニラ時よりも平均で20fpsほどアップしています。移動時のfpsは大きく変動し、20〜60fps(OptiFine)になります。描画距離を小さくしたり、ウィンドウモードにすると、fpsが大きく上がります。

 

Sodiumの場合。

fpsの上限はOptifFineの時とほぼ同じです。移動時などfpsの変動幅は若干少ないかも知れません。雲の厚みも残っています。OptifFineよりも項目が少なく、設定画面は雑で分かりにくいですが、見た目の良さを維持したまま軽量化されています。

マルチプレイやMOD導入時はfpsが落ちます。フレームレートが平均で60fpsほどあれば、十分快適にプレイ出来ると思います。fpsの数字を確認しながらビデオ設定を調整すると良いでしょう。快適にプレイするための一つの目安になります。バニラプレイ時に200fpsはないと、影MODで快適にプレイするのは厳しいようです。