Minecraft【Java版】好きな音楽を、レコードでリピート再生。

Java版1.21.1対応。※アプリはWindowsとLinuxのみ。

アプリで簡単!音楽ファイルを、レコードで聴けるように変換。

無限の音楽ディスク。

音楽ファイルをレコードで再生するには、いくつかの方法がありますが、今回はモッドやプラグインを使わず、アプリで音楽ファイルをリソースパックに変換して、再生する方法を紹介します。バニラやマルチプレイでも使用可能。元からあるレコードの差し替えではないので、曲は無限に追加出来ます。簡単なレコードのリピート&ランダム再生装置も作ります。

変換アプリを使うには、Windows、またはLinuxパソコンが必要です。※統合版では、ガイザー(間欠泉)を使っても曲の再生は出来ません。

 

◻︎好きな音楽を、レコードでリピート再生の特徴
・音楽ファイルをアプリで変換。
・マルチプレイで音楽の共有。
・レコードのリピート装置。

 

 

目次

1.アプリのダウンロード
・Infinite Music Discs(インフィニティミュージックディスク)。

2.音楽ファイルの変換
・アイコンの用意。

3.使い方
・リソースパックの選択。
・カスタムディスクの入手。

4.マルチプレイ
・リソースパックのアップロード。

5.レコードのリピート装置
・リピート&ランダム再生。

 

 

アプリのダウンロード

GitHubからWindows、またはLinux版アプリをダウンロードします。※以降の解説は、Windows対象。

 

Infinite Music Discs(インフィニティミュージックディスク)。

音楽ファイルとアイコンを入れるだけで、リソース、データパックが作成出来るアプリです。

Infinite Music Discs/GitHubサイト。by TeamTernate

コマンドからインストールも出来ますが、手動でも出来ます。右側サイドメニューのリリースから、使いたいバージョンの資産を選び「imd-gui-win64.zip」をダウンロードします。

 

音楽ファイルの変換

「mp3、wav、ogg」形式の音楽ファイルを、ゲーム内のレコードに変換します。※音楽ファイルは、各自準備してください。ファイル名は日本語もOKです。

 

アイコンの用意。

レコードのアイコンは、16×16ピクセルの画像ファイルです。アプリにも付属していますが、オリジナルアイコンにも変更出来ます。統合版のリソースパックから、通常のレコードアイコンも入手可能。

Minecraft: Bedrock Edition クリエイター ドキュメント/WEBサイト。

サイト下の「バニラリソースと動作パック」から、最新のソースコード(ジップ)をダウンロードします。※現在は、リソースパックとビヘイビアーパックがセットになっています。

 

リソース、データパックの作成。

imd-gui.exeを起動し、用意した音楽ファイル、アイコンを入れ、カスタムディスクを作成します。Settingタブからゲームバージョン、パック名を変更。「Generate pack as zip」にチェックを入れ、「GENERATE」を押します。※Tracksの曲名下のアルファベットは、コマンドで使えるカスタムディスク名です。

 

imd-gui.exeと同じフォルダーに、圧縮されたリソースパックとデータパックが作成されます。それぞれゲームディレクトリの「resourcepacks」にパック名_rp.zip、「datapacks」にパック名_dp.zipを入れます。

 

使い方

データパックは、実験的機能を使うので、ワールドのバックアップを取ってから起動してください。※データパックは使わず、リソースパックだけでも曲の再生は出来ます。

 

リソースパックの選択。

追加したリソースパックを右側に移動し、有効化します。

 

カスタムディスクの入手。

データパックを使用時、コマンド「function」からパック名:give_all_discsを選択すると、全ての曲のカスタムディスクを、まとめて入手出来ます。通常のレコードと同じように使えます。

また、コマンド「playsound」からカスタムディスク名を選び、曲を再生することも出来ます。曲を止めるには「stopsound」を使います。※コマンドだけの再生なら、データパックは不要。

 

マルチプレイ

クライアントだけでマルチプレイする場合、相手にも同じリソース、データパックを入れてもらう必要があります。曲を変更するたび入れ替えするのも面倒なので、サーバーを使ったマルチプレイがおすすめです。データパックはサーバーに設置、リソースパックはサーバー接続時に自動でダウンロードして有効化することが出来ます。

 

リソースパックのアップロード。

ファイル共有サービスを使って、ダウンロードURLを作成します。アカウント不要で簡単にファイルをアップロード出来るMCPacksがおすすめです。

MCPacks/WEBサイト。

ファイルを選択から「パック名_rp.zip」をアップロードします。

 

ダウンロードURLとSHA-1ハッシュが作成されるので、サーバーの設定ファイル「server.properties」に追加します。※SHA-1ハッシュ値は無くても動作します。ファイルに破損や異常があった時、エラーで知ることが出来ます。

◻︎server.properties

resource-pack=
resource-pack-sha1=

SHA-1ハッシュ値は自動で作成されませんが、GoogleドライブやOneDriveなども使用出来ます。DropboxはURLに一部編集が必要となります。詳しくはnodecraftで確認してください。※SHA-1ハッシュ値は、WEBサイトでジェネレーターを使って作成出来ます。

 

レコードのリピート装置

Java版では、レコードの取り出しにコマンドを使う必要がありましたが、現在は統合版と同じく再生が停止したレコードを、ジュークボックスの下からホッパーで取り出せます。※v1.21.1現在。

 

リピート&ランダム再生。

ホッパー、ドロッパーの向きに注意して設置。

再生が停止したレコードを、ジュークボックス下のホッパーで拾い、横に設置した上向きのドロッパーに送る。レコードがホッパーを通過する時、コンパーレーターで信号を拾う。原木を挟んだレッドストーントーチで信号を反転。オブザーバーでレッドストーントーチの変化を検知。上向きのドロッパーに信号を送り、上のホッパーにレコードを移動。リピート再生の停止が出来るように、ドロッパー横にレバーを設置。

レコードは2枚までリピート再生が出来ます。3枚目以降はドロッパーの仕様により、ランダム再生となります。