Minecraft【サーバー】Arclightで作るモッド&プラグインサーバー。
Java版1.21、統合版はv1.21.2で動作確認。
モッドもプラグインも両方使える!? マイクラサーバー。
Arclight。
プラグインも良いけど、モッドでも遊びたい..。そんな時、Arclight(アークライト)があれば全て解決!?もうサーバーを選ばなくて良いんです。両方動きますから。影モッドと軽量モッド、ミニマップも表示して、サブワールドを行ったり来たり...。統合版だって入れちゃう、なんだか凄そうなサーバーです。今までも出来ていたような気が...。そっそれはモッドやプラグイン次第なんです。
◻︎Arclightの特徴
・モッドとプラグインが一緒に動く。
・Java版と統合版も一緒に遊べる。
・Bukkit&「Forge、NeoForge、Fabric」対応。
更新履歴
2024-8-8/記事内容を更新しました。
目次
1.導入手順
・外部Javaの確認。
・サーバーのダウンロード。
2.起動準備
・起動ファイルの作成。
・ライセンス契約。
3.設定と起動
・サーバーの設定。
・サーバー起動。
・サーバーコマンド。
4..モッド&プラグイン
・動作チェック。
導入手順
外部Javaの確認。
前提モッド(改造モッド)の導入時に「外部Java」が必要となります。前提モッドのバージョンによって、必要な「外部Java」のバージョンも変わるので確認してください。arclight1.21では「Java21」があればOKです。
◻︎コマンドプロンプトやターミナルでバージョン確認。
java -version |
Amazon Corretto/WEBサイト。※Corretto21がJava21となります。
よく分からない場合は、関連記事を参考に「外部Java」導入してください。※バージョンが古いとインストール出来ない場合があります。
- 詳しくはこちら→ 【Java版】パソコンにモッドを追加して遊ぶ。
サーバーのダウンロード。
Arclightが対応している前提モッドは、Forge、NeoForge、Fabricの3種類あります。今回は、更新の早い「Fabric」版を導入します。インストール方法は、3種類とも同じです。クライアントモッドが必要な場合は、サーバーに合わせた前提モッドをパソコンにも導入してください。
※2024-7現在、バージョン1.21に対応していますが、スナップショット版です。バグも多く、動かないモッドやプラグインがあるかも知れません。
arclight-fabric /Githubサイト。by IzzelAliz
インストール下の「リリースページ」からダウンロードページに移動。資産を開いてarclight-fabric-(バージョン)-SNAPSHOT.jarをダウンロード。ファイル名が長いので、arclight.jarに名前を変更。arclightフォルダの中に入れます。
起動準備
起動ファイルの作成。
テキストエディタにコマンドを入力し「起動ファイル」を作ります。ファイル名は「arclight」で保存。arclight.jarと同じ場所に置きます。メモリーは、環境に合わせて変更してください。※拡張子はWindows、Macで異なります。
◎Windowsの場合。 拡張子を.batで保存。
@echo off java -Xms4G -Xmx4G -jar arclight.jar nogui pause |
◎Macの場合。 実行権を付与にチェックを入れ、拡張子を.commandで保存。
#!/bin/sh cd "$(dirname "$0")" java -Xms4G -Xmx4G -arclight.jar nogui |
ライセンス契約。
起動バッチ、またはスクリプトを開くと、初回時はサーバーが停止して、eula.txtが作成されます。eula.txtを開き、URLからMINECRAFT エンドユーザー ライセンス契約 (EULA)の内容を確認し「false」を「true」に変更します。※(バージョン)はダウンロードした時期によって変わります。
設定と起動
サーバーの設定。
同じフォルダに入っている「server.properties」をテキストエディタで開き、サーバーの設定をします。翻訳サイトを使うとわかりやすいです。※Windowsの場合はフォルダー...。伸ばします。2024-7現在、英語では翻訳されないのでドイツ語(他の言語)を選択してください。
Google翻訳 /おなじみの翻訳サイト。
◻︎初回起動時に確認しておきたい項目。【true:使う false:使わない】
allow-nether=true | ネザーを作るかどうか。 |
difficulty=easy | ゲームの難易度。数字入力も可。=peaceful(0) =easy(1) =normal(2) =shard(3) |
enable-command-block=false | コマンドブロックを有効にするかどうか。 |
gamemode=survival | ゲームモードの変更。数字入力も可。=survival(0) =creative(1) =adventure(2) =spectator(3) |
generate-structures=true | 構造体を作るかどうか。 |
level-name=world | 読み込むワールド名。※変更可 |
level-type=minecraft\:normal | ワールドの地形を変更。※詳細はwiki参照 |
max-players=20 | サーバーに入れる最大人数。※Windowsは20人まで |
max-world-size=29999984 | ワールドサイズの半径を設定。※後からでも変更可。例)100の場合は、200×200ブロック。境界には通れないバリアが設置される。 |
pvp=true | 他のプレイヤーに攻撃出来るかどうか。 |
server-port=25565 | ポート番号の確認。※25565はJava版の初期値 |
spawn-animals=true | 友好動物のスポーン。 |
spawn-monsters=true | 敵対モンスターのスポーン。 |
spawn-npcs=true | NPCのスポーン。 |
spawn-protection=16 | スポーン地点の保護の大きさ。 |
white-list=false | ホワイトリストを使うかどうか。 |
設定は後からでも変更出来ます。※エンドはサーバー側でオフに出来ます。
Minecraft Wiki /※詳しい設定方法はこちら。
サーバー起動。
2回目以降は起動バッチ、またはスクリプトを開くとサーバーが起動します。※モッドとプラグインフォルダが確認出来ました。
◎bukkit.yml
エンドの設定が変更出来ます。【true:使う false:使わない】
allow-end: true | エンドを作るかどうか。 |
◎logs
サーバーのエラーなどが確認出来ます。定期的に削除すれば良い。
◎mods
追加したいモッドを入れます。※クライアントモッドが必要な場合、パソコンにも前提モッドの導入が必要です。統合版では、右クリック系(スマートフォンの場合)、クライアントモッドは動きません。
◎plugins
追加したいプラグインを入れます。
◎world
名前を変更したり、別のワールドに差し替え出来ます。※名前を変更した場合、server.propertiesも変更が必要です。
※プラグインやモッドは、信頼出来るサイトから入手してください。
サーバーコマンド。
コマンドプロンプトやターミナルに入力します。「/」は使いません。
◻︎OP権限
op プレイヤー名 |
◻︎サーバーの停止
stop |
モッド&プラグイン
動作チェック。
動作チェックに使用した、サーバーモッドやプラグインを紹介します。統合版も入れるように、控えめなモッドを選びました。
統合版ではグローバルアドオンも使用出来ました。
◎mods サーバーモッド。
Geyser-Fabric | 統合版でJava版のサーバーに接続出来るモッド。 |
Floodgate-Fabric | Java版が無くても、統合版がMicrosoftアカウントで接続出来るモッド。 |
fabric-api | fabricモッドを快適に使うための補助モッド。 |
fsit | コマンドを使って座ることが出来ます。統合版でも使用可。 |
fabric-language-kotlin | Kotlin プログラミング言語を使用するのに必要なモッド。※fsitに必要。 |
※Java版ではクライアントモッドも使用出来ます。軽量、影、日本語モッドなど。
◎plugins
DoubleJump | ジャンプ中にジャンプ出来るプラグイン。 |
統合版でも、影モッドが使えるかも!と期待はしてみましたが、使用出来るのはサーバーモッドだけでした。選択肢も多く安定性などに不安もありますが、サーバーを切り替える必要がないので便利かも知れません。