Minecraft【動く装置】多機能!タイマーデラックス。
Java版1.21.1、統合版はv1.21.30で動作確認。
切り替えも簡単!ストップウォッチ&タイマー装置。
多機能!タイマーデラックス。v1.20
ストップウォッチとタイマーを切り替えて使えるタイマー装置です。v1.1で複雑だった装置やコマンドを簡略化。装置の切り替えもボタンひとつで出来るようにしました。「秒と分」が表示出来ます。「時間」も増設出来ますが、使う機会も少ないので省略しました。コマンド数が若干多いため、中級者向けの装置となります。※統合版の回路はもっと簡略化出来ますが、解説の都合上Java版に合わせた作りにしています。
◻︎装置の特徴
・ワンボタンで装置の切り替え。
・時間をアクションバーに表示。
更新履歴
2024-9-13/複雑だった回路を出来るだけ単純化しました。
2023-3-8/レッドストーンブロックを廃止。座標入力無しで復元出来るように変更しました。
完成動画。
旧式/ v1.1はこちら。
1.作成準備
・ログの非表示。 ・スコアボードの作成。
2.コマンドブロックの設置
3.装置全体図
・多機能!タイマーデラックスの装置全体図。
4.操作エリア
・起動スイッチ。
5.ストップウォッチ
・メイン回路。
6.共有装置
・スコアの表示や効果音。
7.タイマー
・メイン回路。
8.仕上げ
・遊び方。
9.ワールドデータ
・完成データのダウンロード。 ・多機能!タイマーデラックススキン。
※「as」や「minecraft:」などのコマンドは簡略化しています。一部のコマンド、マルチプレイやサーバーでは必要な場合があります。
作成準備
コマンドは1人用で作成しています。マルチプレイで使う場合は、ターゲットセレクタを変更してください。 ※「tag」や、防具立てを指定。
ログの非表示。
◻︎ログの非表示とコマンドブロック入手。
/gamerule commandBlockOutput false /give @s command_block |
スコアボードの作成。
◻︎スコアボード「count」を作り、サイドバーに「count」を表示。
/scoreboard objectives add count dummy /scoreboard objectives setdisplay sidebar count |
◻︎削除する場合。
/scoreboard objectives remove count
コマンドブロックの設置
コマンドブロックは画像に合わせて配置。「ブロック種類」「レッドストーン」を変更します。 変更がある場合は、個別に解説していきます。
◎配置したコマンドブロックの状態/すべて無条件。※()内は統合版の名称。
コマンドブロックの色 | ブロックの種類 | レッドストーン |
黄色 | インパルス | 動力が必要 |
青色 | チェーン(鎖) | 常時実行 |
紫色 | リピート | 常時実行 |
装置全体図
多機能!タイマーデラックスの装置全体図。
フラットワールドを作成したら、座標(0 -60 0)へ移動して開花したツツジの葉を設置。装置は開始点座標(0 -60 0)を基準に、南が正面がになるよう設置にしています。座標を合わせてブロックを設置していくと、コマンドはコピー&ペーストで作れます。
開始点は座標(0 -60 0)。
❶操作エリア ❷ストップウォッチ ❸タイマー ❹共有装置
◻︎南向きを確認するには
ストラクチャーブロックを設置して、境界線の青い線が伸びる方が南。※赤い線は東。
/give @s structure_block
操作エリア
起動スイッチ
ストップウォッチやタイマーの起動スイッチを作成。タイマーはコマンドで残り時間を設定します。
①は座標(3 -60 14)。⑥⑦「う、え」にはボタンを設置。
【Java版】
①summon armor_stand ~ ~ ~ {CustomName:"\"防具立て\""} ------ ②give @p golden_shovel ③scoreboard players set 分 count 0 ④scoreboard players set 秒 count 0 ------ ⑤give @p iron_shovel ------ ⑥scoreboard players set 秒 count 10 ⑦scoreboard players set 分 count 1 ------ ⑧execute if score 秒 count matches ..-1 run scoreboard players set 分 count 0 |
【統合版】①以外はJava版と同じ。
①summon armor_stand 防具立て ~ ~ ~ |
①防具立てを召喚。
------
【ストップウォッチ】
②プレイヤーに金のシャベルを与える。
③「count」の分を0に設定。
④「count」の秒を0に設定。
------
【タイマー】
⑤プレイヤーに鉄のシャベルを与える。
------
⑥「count」の秒をを10に設定。
⑦「count」の分を1に設定。
------
⑧「count」の秒が-1以下の時、「count」の分を0に設定。
タイマーの場合、⑥と⑦で時間を設定してください。⑧は秒がマイナスにならないようにしています。
ストップウォッチ
メイン回路。
金のシャベルをトリガーに、回転式のクロック回路で1秒を足しています。金のシャベルを投げるとストップウォッチは停止。※統合版はティックの遅延を使用。
①は座標(4 -60 9)。「あ」にはレッドストーントーチ(のたいまつ)を設置。②③は動力が必要。④⑤は条件付き。②【統合版】最初のティックで実行:オフ。ティックの遅延:20。
【Java版】
①clear @a golden_shovel 0 ------ ②execute if entity @e[name="防具立て",y_rotation=0] run scoreboard players add 秒 count 1 ------ ③execute if score 秒 count matches 60.. ④scoreboard players reset 秒 count ⑤scoreboard players add 分 count 1 ------ ⑥kill @e[name="防具立て"] ------ ⑦kill @e[name="金のシャベル"] |
【統合版】①②以外はJava版と同じ。
①clear @a golden_shovel 0 0 ------ ②scoreboard players add 秒 count 1 |
①金のシャベルを持っている時、信号を出す。
------
【Java版】
②防具立てが0度を向いた時、「count」の秒を1足す。
【統合版】
②20ティック毎に「count」の秒を1足す。
------
③「count」の秒が60以上の時、信号を出す。
④「count」の秒をリセット。
⑤「count」の分に1を足す。
------
⑥防具立てを削除。
------
⑦落ちている金のシャベルを削除。
共有装置
スコアの表示や効果音。
スコアをアクションバーに代入したり、装置を止める時に音を鳴らします。
①②は動力が必要。【統合版】は②を削除。
【Java版】
①execute at @e[name="防具立て"] run tp @e[name="防具立て"] ~ ~ ~ ~18 ~ ------ ②title @a actionbar [{"score":{"name":"分","objective":"count"}},{"text":" 分 "},{"score":{"name":"秒","objective":"count"}},{"text":" 秒 "}] ------ ③execute unless entity @e[name="防具立て"] ④playsound minecraft:block.bell.use player @a ~ ~ ~ 1 1 1 |
【統合版】③はJava版と同じ。
①titleraw @a actionbar {"rawtext":[{"score":{"name":"分","objective":"count"}},{"text":" 分 "},{"score":{"name":"秒","objective":"count"}},{"text":" 秒 "}]} ------ ④playsound block.bell.hit @a ~ ~ ~ 1 1 1 |
【Java版】
①信号がある時、防具立てを18度回転。
【統合版】
①アクションバーに「count」の分と秒のスコアを表示。
------
②アクションバーに「count」の分と秒のスコアを表示。
------
③防具立てが消えた時、信号を出す。
④鐘の音を鳴らす。
アクションバーには2種類のスコアを表示しています。コマンドが少し難しいですね。スコアを代入した時、数字と文字が近いので分や秒の前後に半角スペースを入れています。常に表示したい時は、常時実行に変更してください。
タイマー
メイン回路。
鉄のシャベルをトリガーに、回転式のクロック回路で1秒を引いています。0秒になるか、鉄のシャベルを投げるとタイマーは停止。※統合版はティックの遅延を使用。
①は座標(2 -60 9)。「い」にはレッドストーントーチ(のたいまつ)を設置。②③⑥は動力が必要。④⑤⑦⑧は条件付き。②【統合版】最初のティックで実行:オフ。ティックの遅延:20。
【Java版】
①clear @a iron_shovel 0 ------ ②execute if entity @e[name="防具立て",y_rotation=0] run scoreboard players remove 秒 count 1 ------ ③execute if score 秒 count matches ..0 ④execute if score 分 count matches 1.. run scoreboard players add 秒 count 60 ⑤scoreboard players remove 分 count 1 ------ ⑥execute if score 分 count matches ..0 ⑦execute if score 秒 count matches ..0 run scoreboard players reset 秒 count ⑧clear @a iron_shovel ------ ⑨kill @e[name="防具立て"] ------ ⑩kill @e[name="鉄のシャベル"] |
【統合版】①②以外はJava版と同じ。
①clear @a iron_shovel 0 0 ------ ②scoreboard players remove 秒 count 1 |
①鉄のシャベルを持っている時、信号を出す。
------
【Java版】
②防具立てが0度を向いた時、「count」の秒を1引く。
【統合版】
②20ティック毎に「count」の秒を1引く。
------
③「count」の秒が0以下の時、信号を出す。
④「count」の分が1以上の時、「count」の秒を60に設定。
⑤「count」の分に1を足す。
------
③「count」の分が0以下の時、信号を出す。
④「count」の秒が0以下の時、「count」の秒をリセット。
⑤プレイヤーから、鉄のシャベルを削除。
------
⑥防具立てを削除。
------
⑦落ちている鉄のシャベルを削除。
仕上げ
金床で名前を「ストップウォッチ」と「タイマー」に変更したアイテムを額縁に入れ設置。また、起動スイッチを押し間違えないように、ボタンの位置を変えています。秒と分を設定するコマンドブロックの下に銅ブロックとボタンを設置。レバーの後には、スコアボード「count」の作成とログの非表示コマンドを設置。※作成準備参照。
遊び方。
【ストップウォッチ】の場合。
1.金ブロックのボタンを押して、金のシャベルを入手。
2.金のシャベルを持っている間、ストップウォッチが進みます。
3.金のシャベルを投げると、ストップウォッチが停止。
※もう一度金ブロックのボタンを押すと、0秒から再スタートします。
【タイマー】の場合。
1.銅ブロック上のコマンドブロックで、秒と分を設定。
2.鉄ブロックのボタンを押して、鉄のシャベルを入手。
3.鉄のシャベルを持っている間、タイマーが進みます。
4.0秒になるか、鉄のシャベルを投げると、タイマーが停止。
※もう一度鉄ブロックのボタンを押すと、停止した時間から再開します。
ワールドデータ
ワールドデータは、コマンド入力不要。初回時のみ「レバー」を下げてください。
完成データのダウンロード
◎ダウンロード先/多機能!タイマーデラックス
◻︎統合版【動く装置】多機能!タイマーデラックスv1.20.mcworld
iOS、Android/Minecraftで開く。Windows/ダブルクリックでインポート。
◻︎Java版【動く装置】多機能!タイマーデラックスv1.20.zip
解凍後、ワールド内の「saves」フォルダに入れる。
※二次配布は禁止です。
多機能!タイマーデラックススキン。
スティーブタイプ 64×64px Skin
ダウンロード/
timer_dx0ch
※二次配布は禁止です。