Minecraft【Java版/統合版】
装置や建物(構造体)を別ワールドへ移動。

2023-05-29

ストラクチャーブロックで保存した装置や建物(構造体)を別ワールドで開きます。

Java版1.19、統合版はv1.19.2(Windows、iOS、Android)で動作確認。

ストラクチャーブロックを使うと、指定した範囲内のブロックが保存出来るので、自分で作った装置や建物のデータを残して置く事が出来ます。同じワールド内なら何度もロード(読み込み)出来ますが、別ワールドだとそのままではロード出来ません。

Java版は、保存したストラクチャーファイルを移動するだけで、簡単にロード出来ます。
統合版の場合、別ワールドでロードするには、アドオンが必要です。

 

更新履歴
2023-1-2/Windowsの統合版v1.19.51では、アドオンが無くても直接インポート(読み込み)出来るようになりました。

 

 

目次

◻︎ストラクチャーブロックの出し方。
・コマンドを使って入手。

◻︎Java版(Windows・Mac)の場合。
・指定範囲の保存。

◻︎統合版(Windows)の場合。
・指定範囲の保存とエクスポート。
・アドオン(ビヘイビアーパック)の作成。
・ビヘイビアーパックの完成品。
・エクスポートファイルの読み込み。

 

ストラクチャーブロックの出し方。

コマンドを使って入手。

ワールド作成時、チート機能をオンにしておきます。
ゲーム起動後、チャットにコマンドを入力します。

◻︎チートオフで作ったワールドの場合
【Java版】
ゲームメニューの「LANに公開」をオンにして、一時的にチートにする事が出来ます。
【統合版】
ワールド起動前に、編集から→チートの実行をオンにしておきます。
※チート機能をオンにするので、サバイバルでの実績解除は使えなくなります。

ストラクチャーブロック入手コマンド。

/give @s structure_block

 

Java版(Windows・Mac)の場合。

 

指定範囲の保存。

ストラクチャーブロックをセーブモードにして、残しておきたいストラクチャー(装置や建物)のサイズを決めます。検出を押して境界線を出し、保存サイズを調整します。
相対位置で、ストラクチャーの高さを調整します。
サイズが決まったら、ストラクチャー名を決め、保存を押します。
ワールドデータの「generated」フォルダー内に、拡張子「.nbt」形式で保存されます。

◻︎保存名「house」の場合
saves/ワールド名/generated/minecraft/structures/house.nbt

移動したいワールドデータに「generated」フォルダーをコピーするだけで、保存したストラクチャーのデータがロード出来るようになります。

 

統合版(Windows)の場合。

統合版v1.19.2で、ストラクチャーブロックのデータをエクスポート(書き出し)出来るのは、Windows版だけです。iOSやAndroidでは、エクスポート出来ません。

Windows統合版v1.19.51では、アドオンが無くても直接インポート(読み込み)出来るようになりました。
※iOSやAndroidのワールドデータは、直接コピーするか、Realmsを使って他のデバイスで読み込む事が出来ます。

 

指定範囲の保存とエクスポート。

ストラクチャーブロックを保存モードにして、残しておきたい構造体(装置や建物)のサイズを決めます。プレイ画面に戻り、境界線を確認しながら保存サイズを調整します。
オフセットで、構造体の高さを調整します。
サイズが決まったら、構造体の名前を決め、保存を押します。
「mystructure:」は自動で追加されます。
エクスポートを押して、構造体をPCに書き出します。(ファイル名は半角英数)
拡張子「.mcstructure」で保存されます。

 

アドオン(ビヘイビアーパック)の作成。

エクスポートした拡張子「.mcstructure」のデータをロードするには、ビヘイビアーパックが必要になります。PCを使って、テキストエディタで簡単に作る事が出来ます。

ビヘイビアー パックの概要 Microsoft.com

 

ツールとバニラパックから、ビヘイビアーリソースパックをダウンロードします。

ツールとバニラ パック Microsoft.com

 

◻︎作成手順
①新しいフォルダーを作ります。
②ダウンロードしたビヘイビアーリソースパックを解凍します。
③解凍したフォルダ内の「manifest.json」と「pack_icon.png」を新規フォルダにコピー。
※「pack_icon.png」は、好きな画像に変更可(64×64ピクセル)。

 

④新しいフォルダーの中に「structures」フォルダーを作成。
⑤「structures」フォルダーに、エクスポートしたファイルをを入れます。(ファイル名は半角英数)
⑥新しいフォルダー内の「manifest.json」をテキストエディタで開きます。

{
"format_version": 2,
"header": {
"description": "説明文(半角英数)",
"name": "ビヘイビアーパック名(半角英数)",
"uuid": "ee649bcf-256c-4013-9068-6a802b89d756",
"version": [ 0, 0, 1 ],
"min_engine_version": [ 1, 19, 2 ]
},
"modules": [
{
"description": "Example vanilla behavior pack",
"type": "data",
"uuid": "fa6e90c8-c925-460f-8155-c8a60b753caa",
"version": [0, 0, 1]
}
],
"dependencies": [
{
"uuid": "66c6e9a8-3093-462a-9c36-dbb052165822",
"version": [0, 0, 1]
}
]
}

⑦青字のdescription(説明)とname(名前)、緑文字「UUID」を書き換えます。赤字部分は削除。
※日本語は文字化けします。「UUID」は同じにならないように、サイトを更新してコピーします。

オンラインUUIDジェネレーター UUID作成サイト。
⑧新しいフォルダーの名前を変更。(半角英数)
⑨名前を変更したフォルダーを選択し、送るから圧縮(zip形式)フォルダーを選ぶ。
⑩拡張子を「.zip」から「.mcpack」に変更したら、アドオンの完成です。

 

ビヘイビアーパックの完成品。

アドオンをうまく作れなかった時は、こちらのサンプルアドオンを試してください。統合版v1.19.2対応。

2種類のストラクチャーをロード出来る、ビヘイビアーパックアドオンです。fillコマンドなど、座標を調べて入力しなくても、破壊や整地が出来ます。
【 】内はロードする構造体の名前。

【air】16×16×16の空気ブロックを作成します。
【grass】16×1×16の草ブロックを作成します。

Structure_Aachive グーグルドライブ。

 

エクスポートファイルの読み込み。

完成したアドオンを、Minecraftにインポートします。
インポートしたビヘイビアーパックの「structures」フォルダーに、拡張子「.mcstructure」ファイルを追加します。
ワールドにビヘイビアーパックを有効化すれば、構造体をロード出来るようになります。
構造体のロードは、iOSやAndroidの統合版でも出来ました。
※後からファイルを追加してロードする場合は、Minecraftの再起動が必要です。

◻︎ビヘイビアーパックのインポート場所
◎Windows ※AppDataは隠しファイルになっています。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Packages\Microsoft.MinecraftUWP_8wekyb3d8bbwe\LocalState\games\com.mojang\behavior_packs\Structures

◎iOS
「ファイル」アプリから

このiphone内 \Minecraft\games\com.mojang\behavior_packs\Structures

◎Android 
Minecraftの設定→プロフィール→ファイルストレージの場所を外部にチェック。「ファイルマネージャー」などのアプリから

メインストレージ \Android\data\com.mojang.minecraftpe\files\games\com.mojang\behavior_packs\Structures

 

バラバラになった建築データをまとめたり、ワールドが壊れて読み込めなくなる前に、バックアップをとっておくと良いかも知れません。スマホ版でもエクスポート出来ると良いですね!

 

 

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